なんつーか、CMに釣られて行って参りました、トロイ以来の筋肉祭り。
まあある意味予想を裏切られなかったな。良い意味でも悪い意味でも。
ビジュアルは本当にすごくすごく素晴らしくて文句付けようが無いですよ。ペルシャのあの悪趣味なゴテゴテ感やらスパルタ兵たちの肉体美やらでもうクラクラ。
ああ、素敵すぎる・・・・。たまらん。男臭くてむせる。
だからこそ、裏で王妃がうんにゃらかんにゃら、議員があれやこれや・・・というシーンは全く必要なし。むしろ流れを悪くしてる。あと正義とか平等とかいう戯言もいらない。自分たちのプライドのためとかでいいじゃん、ねー。テルモピュライは一応連合軍として戦ったわけで、史実じゃあギリシャ全土のためにスパルタが戦って、それがまたかっこいいわけですが。そこ切るんなら下手な理由付けとかいらんよと思ってしまう。スパルタは戦闘キ○ガイな集団なんだから別にそれでいいんだよ。誰も収まりの良い説明なんか望んじゃいないっつーの。原作はシンシティと同じ人が描いてるアメコミらしいのですが、やはり勧善懲悪ものなんでしょうかね。プロパガンダ的な見方は嫌ですけどさすがにアメリカ-イラクのこととか考えちゃって集中できず。
で、まあ役者さんが素晴らしい。腐女子目線でももちろん素晴らしい。主役のバトラーがはまりすぎてて笑えました。レオニダスにそっくり(いや、実際の顔知らんけどそんな気がするw)あと隊長はトロイの副官エウドロスの人だった。瞳が相変わらず美しい。激しく親馬鹿なツンデレだった。デイジーも可愛かったし声が良かった。このお花ちゃんめー。ペルシアの王クセルクセスがロドリゴ・サントロだったのにひっくり返ったのは私だけではあるまいて。誰だこんな色んな意味ではまりすぎな配役を考えてくださった御仁は。ありがとう、本当にありがとう。
で。こんな個性的な野郎どもの中で一番輝いてたのがステリオスだよ。なんだい、あの金髪のカワイ子ちゃんは。笑顔がまぶしすぎるんですが。ワンコかお前は。
俳優さんの名前はマイケル・ファスベンダー。知らんな~と思って調べたらバンド・オブ・ブラザーズに出てたらしいですよ。・・・知らんな~(おい)
たぶん長髪がすごい似合う人なんでしょうね。髪が短かったら気づかないと思う(笑)
これだけじゃあれなので、マイケルの公式サイトみたいなとこのURLも載せておきます・・・。→Michael Fassbender Online
以下300ネタ動画
アンダーワールド2 エボリューション コレクターズ・エディション
斬新な世界観とスタイリッシュな映像美で世界に衝撃を与えたアンダーワールドの続編。2005年作らしいのですが、やっと見ることができました。
しかーし・・・前作が好きで、期待してしまった分、かなり残念な結果に・・・。正直あんまり面白くなく、前作の良さがまったくなかった。予算が増えてCGとか映像関係は文句ないのだけど、脚本がどうもしっくりこない。一番恐れていた無意味な恋愛要素の挿入が頻繁。ケイト・ベッキンセールのヌードシーンも???という感じ。宣伝効果を狙ったのか、それとも監督の奥さん自慢なのか。
マスター・アンド・コマンダー
Master and Commander:The Far Side of the World
2003・米
艦長の尻に敷かれ度★★★★☆
有名海洋小説を映画化したものです。ただ今姐さん方に大人気の野郎共の”友情”物語です。海軍や海賊をモチーフにした作品というのは、断然女性登場率が少ない。というか全然出てこないものも少なくない。というわけで、当然801的な雰囲気が反比例で跳ね上がるわけですが、今回もご多分に漏れず、GoodJob!な展開でした。この原作本もそれはそれはスゴイらしく、原題が何と、「ジャック・オーブリー&スティーブン・マチュリン」。おいおい、お姉さん照れるじゃないか。いきなりですか。いきなり二人の物語ですかぁ?えー、この原作についてはこちらのサイトを見てくだされば、より詳しく分かると思います。
まあ、海軍ものなので、色々戦闘があったりしますが、そんなものはどうでもいい(いや、よくないか)まー、ポール・ベタニー演じるマチュリン先生のかわゆらしいこと!少年士官達よりも可愛いのはどういうことだ。軍医兼生物学者という設定ゆえ、めずらしい動物にはもー、目が無いのですよ、この先生は。幻のガラパゴスに一番乗りできる、と聞いて、うきうきうきうき、望遠鏡で島を見て、わー、あれは海に潜るイグアナだー、あれは新種のちょうちょだー、と一人はしゃいでいるのですが、敵船が現れてしまい、船は急遽針路変更。ががーん、となってしまったマチュリン先生は、旦那のジャックに猛然と抗議しますが、一蹴されてしまいます。そんなマチュリン先生を影から見守る小さい影が…。
次回「先生、これが欲しいんでしょ?」ノッポの軍医に迫る黒い罠。乞ご期待(ウソ)そんな感じの場面ばかりです。
要は広大な海を背景に繰り広げられる一組の夫婦の痴話げんかの顛末です(大嘘)そこに愛人(副艦長)も絡みます(半分実話)。途中でピーしちゃった士官候補生君かわいかったな…。
ちなみにプロデューサーはトニー・ゴールドウィンのお兄さん。本当に映画一家だな、ここは。
フィラデルフィア
原題<Philadelphia>
1993・米
ティッシュいっぱい使った度 ★★★★★
今回は真面目に書きます…。久々に泣いたので。
トム・ハンクスが主役のエイズ患者アンディー、デンゼル・ワシントンがその弁護士を務める法廷もの。
法廷もの、なんて区切ってしまうのは無理かもしれない。この作品は、エイズの恐怖や社会的偏見を描いている。でもそれ以上に、人と人との愛情がとても大きく、このストーリーを包んでいると思う。ホモセクシュアルは偏見を抱かれやすいし、攻撃もされやすい。でも、途中で挿入されるアンディーとミゲール(バンデラス)のダンスのシーンを見た時、思った。同性同士の愛が、どうして異性間の愛情に劣ったりするだろうか。こんなに想い合う二人が神のルールを破っているなんて誰が言える?人が愛し合うことにおいて、性別は関係無い。全然関係無い。
この映画は、法廷の勝ち負けを競うスリリングな展開では無く、一人の人間が、精一杯生き、そして死んでいくその人生に真っ向から取り組んで撮っている。だから、マリア・カラスのアリアはこんなに心を打つのだし、最後まで悲壮な雰囲気は無い。さり気ない描写で丁寧に描かれていくこの作品は、アンディーとミゲールの愛の物語だった。
デンゼル・ワシントンの演技は絶品。トム・ハンクスもさすがの痩せっぷり。アントニオは若くて誠実な感じでした。
とにかくカラスのアリアの部分はほんっっとに涙なくしては見られません。
博士の異常な愛情/または私は如何にして心配するのを止めて水爆を愛するようになったか
原題<Dr. Strangelove: or How I Learned to Stop Worrying and Love the Bomb>
1964・英=米
邦題が粋で賞★★★★★
白黒映画です。60年代なので、画面も古い。でも今でもぜんっぜん通用する位面白い。というか、今のコメディよりも断然知的で笑わせてくれます。ストーリーは、アメリカ軍の偉い人がちょっとおかしくなっちゃって、ロシアに原爆落としちまえ~!という命令を出してしまい、色々あって、本当に落ちちゃうというものです(身も蓋も無い)もー、とにかくこの映画は主演のピーター・セラーズに尽きます!一人三役(怪我が無ければ四役の予定だったらしい)を見事に演じ分け、なおかつどのキャラも面白い!プルプルして可愛いイギリス将校から堂々としたアメリカ大統領、隠れナチのキ○ガイ博士。
タカ派の将軍役、ジョージ・C・スコットも馬鹿っぽくて最高!ブラックな題材なんだけど、何だか素直に笑ってしまえるすごいコメディ。良く注意してみると、出演者の人もマジ笑いしてたりします(笑)そらピーターの演技間近で見てたら笑いたくもなるわな。ラストはキューブリック節炸裂。2001年を作った監督とは思えない…。
あ、そうそう、ピーター・セラーズ、誰かに似てるんだよな~、と思ってたら、エドワード・ノートンでした。あのぷるぷるっぷりが。
天国の口、終わりの楽園
原題<Y tu mama tambien>
2001・米=メキシコ
結局自分達がヤリたいんだろ?度★★★★★
テノッチとフリオのホモエロだけを目的に見ました。正直、スペインとか南米の映画は苦手なんだけど、我慢。
全体的にエロエロですが、どーも、アメリカ映画みたいにロマンチックな要素が無いんだよね。本当に生々しくて、サカッてるだけー、みたいな動物的な感じがします。
そんなセックスシーンばっかで、当然最初からぼかし入りまくりでした。苦手な人は苦手かもしれないけど、慣れてくるとそれなりに見れます。
主人公二人は別に美青年というわけでは無いけど、彫の深い印象的な顔立ちです。一緒に行動する姉さんは結構可愛い人でした。可愛いけど大人な感じで好感度高いよ~。最後の3Pは思ったよりあっさりめだったけど、目的の男同士のシーンはなかなかキます。
関係無いけど、二人がサルマ・ハエックを○○ネタにしてたのにちょっと笑ってしまった。やっぱセックスシンボルなのね~。
メキシコの映画らしく、治安の悪そうな、きったな~い背景が多いし、主人公達も平気でドラッグやってたりして、どーしょーもないなー、って感じなんだけど、結局さわやかな感じで終わる不思議な作品でした(笑)
補足。水の場面は全体的にとっても綺麗で、どこか哀愁を感じさせる素晴らしいものでした。監督のアルフォンソ・キュアロンは「大いなる遺産」を撮った人で、映像美はなるほど、という感じ。次作には「ハリー・ポッターとアズカバンの囚人」が控えており、どういう作品に仕上がったかとても楽しみ。ゲイリーがシリウスなんて…感涙です。(この感想を書いた時点でまだアズカバンが公開されてなかったという何とも時の流れを感じさせる日記ですな)
処刑人
原題<The Boondock Saints>
1999・カナダ
猫は大事にしましょう度★★★☆☆
洋画で同人の世界にいる方なら一度は聞いたことがある映画だと思いますが、私もご多分に漏れず、という感じで早速見てみました~。兄弟が可愛いのはイザ知らず、デフォーが、デフォーがあぁぁ!という感じの作品でしたね。
デフォーが演じたFBIのスメッカーのキレッぷりがすごすぎです。グリーンリー刑事との掛け合いとか、ノリノリの推理っぷりとか、もー、たまらん!何度見ても悶え苦しむシーンばかりで…(笑)B級かと思いきや、脚本や、構成は一流の出来だと感じました。音楽も良かったし、役者が全員曲者で、キャラクターの一人一人が立ってて大好きです~。バイオレンスアクションという分類だけど、そんなに激しいシーンは無くて、痛いの大嫌いな私もかなり楽しめました。スメッカーのかまっぽい(実際そうなのだが)動きに注目!個人的にはロッコと、眼鏡の殺し屋さんがツボです。
役者総評
・弟は、いつも意外な映画選択と、崩れやすい体型でファンをはらはらさせるノーマン・リーダス。
・兄が、若き日のインディージョーンズ、私は10年経って大学生になったのに、あなたは全然変わりませんね、ショーン・パトリック・フラナリー(小学校高学年の時に見ていたはずなのに…)
・何故か代表作がスピード2になっているウィレム・デフォー(あの時の犯人役も大好きですが)
詳しい萌え感想は他のサイトさんを見てくれれば分かりやすいと思います。801とか関係なく見て損は無いです。
ゴーストシップ
原題<Ghost Ship>
2002・米
幽霊も泳ぐのか!?度★★★☆☆
冒頭はかなりエグイので、覚悟した方が良いと思うけど、あとはそんなに怖くない。むしろ、もう終わりかよ!と三村ばりのつっこみを入れてしまうほどあっさりしてます。なんと言うか、ストーリーはとってもセオリーどおりというか、あ、次こうなるんだろうな~、と思ったことが本当に起きます(笑)
監督は新鮮な驚きを提供したかった、としきりに言っておりましたが、私は古き良き時代のホラームービーといった感じの懐かしさを感じました。そういう読めてしまう展開は別に悪いことじゃなくて、私は楽しめました。幽霊船という設定や、低予算っぽいのに、船の造りに凝ってるところとかは好感度高いです。ただ、90分があまりにも短い!当然乗組員が一人一人死んでいくという設定なのですが、あっさり死にすぎです。特にエオメルが…!(涙)伏線らしきものが生かしきれていない気がするのが惜しい。
801ポイントとしては、ドッジとマンダー(カール)の二人の友情?かな。途中ドッジがマンダーに、「帰ったらお前に豪華なバスタブ買ってやるよ」みたいなことを突然言い出し、何をトチ狂っとんじゃお前は~、と嬉しい突っ込みをさせてくれました。
役者に対する総評
・ERのジュリアナ・マルグリースがまたまた強い女の役。
・船長役はガブリエル・バーン。の割りにはあっさりと・・・!
・デズモンド・ハリントンはサム・ロックウェルに似ている・・・と思う。
・カール・アーバンって普通にしててもエオメルにしか見えない
・ロン・エルダードはERでも実生活でもジュリアナとカップルになったのに今回は報われなかった。
ちなみに、製作のダーク・キャッスルは、「TATARI」や「13ゴースト」なんかを撮ってます。本作はそれらより断然怖くないので、冒頭以外は安心して見れると思いますよ。
イノセンス
2004・日本
タチコマ見せろ!度★★★★☆
押井監督の最新作ですね。攻殻にしろ、うる星やつらにしろ、この監督の作るものには、人の奥深くに隠されてるものに直接触れてくるような鋭さがあると思うんです。それが人の心の底から恐怖やら哀愁やらを引き出して、何とも言えない気分にさせてくれる気がします。んで、今作は、その監督が構想うん年、制作費うん億をかけましたー、ってのが売りだそうですが…。嫌な予感がしたんですよ。こういう宣伝文句で、期待通りの作品を一個も見たことが無いので(汗)私は元々球体関節人形というのが好きで、「マルコヴィッチの穴」の操り人形のシーンとか、四谷シモンさんの作品とか見るとたまらない気分になるので、期待はしてました。オープニングは最高に素晴らしく、期待通り。音楽がアジアちっくで、荘厳で、CGも美しかった。人形の造られる工程が細部まで辿られていき、それを見せられている側は、命の無い人形と人間の違いに自然と疑問が浮かんでくる仕組み。しかし、私はこのOP以降いいな、と思う部分が無くて…。押井さんにしては新鮮味とエグ味に欠けてる感じがしました。30分アニメを90分にしたような感じで、映画にしては話に厚みが無かったし。素子の出番が少ないのが原因かもしれないけど、全体的にあっさりしすぎていて…。
キムの屋敷のシーンはもっと面白く、観客を惑わせることが出来ると思うし、少し途中のお祭りのシーンとか、ロクス・
ソルス社の外観とかは削ってでも、核心部分をもっと掘り下げて欲しいと思った。今の自分は本当に自分なのか?という誰でも一度は考える不安を鋭く抉ってきた攻殻シリーズであると思うので、今回はちょっと期待は外れてしまった。でもこれからも押井さんの才能を信じて応援したい…。今回は監督の犬好きの趣味が高じただけなのではないかと(笑)
801ポイントですか?そりゃバトーとトグサたんに決まってるじゃないですか!「怒ってるのか?」ってあんたそりゃーどこの恋人に言うセリフじゃー(;´Д`*)ハァハァ 石川とバトーも次点で。もちろん少佐は総攻めですよ。
オリジナル・サウンドトラック「X-MEN:ファイナル・ディシジョン」
(10月までお休みとか言ってた割にはまた早速記事書いてますが・・・)見てまいりました。真向かいの映画館では速見もこみちが舞台挨拶に来てたらしいですが、華麗にスルーです。
さて、一言で申しますと、今回の映画は期待以上に面白いものでした。
今まではミュータントの持つ能力のかっこよさやら、ブラザーフッドとX-MENとの対立なんかが目立っていて、かなりアクション要素の強い映画でした。そういった部分はきっと同じくブライアン・シンガーの撮った「スーパーマン・リターンズ」に生かされてるんじゃないかと思います(見てないけど)。
こちらの作品ではかなりミュータントという存在に対して深く掘り下げて、苦悩や葛藤をよく描いている、と感じました。もちろんそれだけでなく、戦闘シーンも盛りだくさんで、X-MENの活躍は非常に面白かったです。よくあの時間内にあれだけ色々詰め込めたなあ、と感心しました。なんというか、「アクション活劇」だったシリーズが「人間ドラマ」になったという印象です。
『時をかける少女』
行ってまいりました!テアトル新宿へ。
さすがに上映館数が少ないだけに人の多いこと多いこと。一番最初の回(AM10:10)に30分以上前から行ってたんですけど、雨の日にも関わらずすでに超満席。立ち見の方も結構多かったです。
まあ口コミで結構広まってきたという感じですね。私もアニメ映画だしなーとちょっと敬遠してたんですが、根がミーハーなので、評判の良いものは見ておこうという軽いノリで行ってみました。
筒井センセの原作も原田さん主演の映画も知らないので、全く知識の無い状態でした。なんとなくタイムスリップものかな~?と思ってたくらいで、あとは男二人、女一人の青春恋愛もの、というイメージが先行。
実際は恋愛ももちろん重要なのだけど、ファンタジックな要素が思ったより強くて驚きました。学校という特別な空間、高校3年という大事な選択を迫られる時期。その中で起きた現実とも空想ともつかない出来事が描かれています。
以下ネタバレあり(大事なとこは一応伏字にしてますが、よく読めば分かってしまいますので注意)
・・・続きを読む『GOAL!』
今日は上京してきた友達とちょいと映画を見てきました。
映画やおい好きの間で話題になっていたサッカー映画「GOAL!」
正直あんまり期待してなかった。まあ単なるサッカースポ根映画だろ、って感じで。
すいません、舐めてましたorz
感動しました。心を打たれました。本当に見てよかったと思いました。
良くあるサクセスストーリーだとは思うのですが、でも主人公の希望を打ち砕かれた時の絶望感が今の自分の状況と重なるところもあって、思わず涙がこぼれました。
主人公サンティは、メキシコからの密入国者で、貧しい暮らし、夢を追いかけることもなく、サッカーだけを楽しみに暮らしています。だから、彼が初めて夢が現実となる希望を持ち、必死になって縋ろうとする姿には本当に人生を懸けた人間の真摯さをひしひしと感じられて、ものすごく心が痛くなりました。実際のところスポーツで成功する人なんて一握りであり、それ以外の人はみんな挫折しながらも何とか自分と折り合いをつけてやっていくんだろうな、なんてことを考えるとまた色々考えさせられますしたし・・・。
ちなみにベッカム、ラウール、ジダンが特別出演していてそのシーンで何故か場内は爆笑だった(笑)
まあ感想はちょっと置いといてですね。
とにかくこの映画は萌えますよー!何はなくとも見ていただきたい。
ダメ男ガバンが最高で、もう上映中何度も萌え死にそうになりました。なんであんなに可愛いんだろう。
29歳にもなって大人になりきれてないところ、ついカッとなってしまったことを反省して素直に謝るところ、愛情表現過多、間抜け、人に流されやすい、もおおおお、全部が愛おしい!!!!
なーんか、どっかで見たことある顔だなー、と思ってたんですけど、なんかデルピエロにそっくり!?
とりあえずサンティとガバンの間にはものすごく深い愛情が芽生えているようです。次回、GOAL2ではガバンの移籍先(レアルマドリード)にサンティが追いかけてゆくらしいです・・・。何やってんだ、お前らはw
ひっさびさに紹介に値すると思った映画です。
不良学校に転任してきた教師によって子どもたちが目覚めていくという割とよくあるパターンな映画なのですが、そういう場合によくあるうそ臭さがない。いわゆる「金八」ものって、そんなわけあるかい!って思っちゃってあんまり感情移入できないんですが、この映画ってどことなくリアルで、かつファンタジックなんです。音楽教師として赴任してきたハゲのおっさんが金八の役どころなんですけど、彼は特に教師として優れているわけでも哲学的な思想を持っているわけでもない。ただただ音楽が好き。音楽を心の底から愛している。それだけなんですね。一度音楽家になる夢を諦めて、それでも楽譜は捨てられず、想いを隠して教師生活を続けていた彼が、不良学校の悪ガキどもに会ってその夢を思い出す。子どもは子どもで今まで厳しい学校生活の中で抑圧されていた子どもらしい素直な心を歌に乗せて解き放つ。そんな奇跡のような青春の一ページがテーマの映画でした。
おっさん先生はたとえば「いまを生きる」のロビン・ウィリアムスみたいに思索的な言葉は全然言わないの。ほんとに平々凡々な田舎のおっちゃん。そういうところが妙にリアルくさくて、ひどく泣けてしまった。自分が教育学を学んでいるからかもしれないんだけど、教育で本当に大切なのって子どもたちが自分に自信を持って羽ばたいていけるように、そっと寄り添って支えてあげることなのかもしれないと思った。それなら自分にできるかもしれない、とかね。前に立って生徒を教え導くだけじゃなくて、後ろからそっと背中を押してあげられる教師になりたいと思いました。
うん、まあとにかく劇場で号泣でしたが、近頃こんなに純粋に涙を流したことがなかったので、見て良かったです。ラストあっさり感も◎。
夏休み目前ですな~。学生は気楽なもんです。
というわけで、今回「ドット・ジ・アイ」と「SAW(ソウ)」の二本立て行って参りました。
正直言って・・・うーん、どっちもオチが笑えるというか・・イマイチ緊張感に欠けます。
特にソウはホラームービーやと思って期待してみてたら、全然怖くなかったorz
むしろ腐女子向けやった・・アダムたん(*´д`*)ハァハァ観察していたい(*´д`*)ハァハァ
っていうか何より爺さんが一番かっこよくてワロタ。
ドット・ジ・アイはもうどうしようもない映画でした・・途中で見てるこっちが居たたまれなくなったくらいにどうしようもなかった。一応ガエル君が出てたりするんですが、彼たまによく分かんない映画に出るよね~。もったいない。全体的に男のビジュアル度は高いんですけどね。映画の中の三角関係って男同士が結構おいしかったりするので好きなのですが、今回はちょっと違う感じ。あのままマジで男男でいってほしかったなあ・・・。あ、別にホモっぽいシーンがあるというわけでは無いのですが、恋敵役の俳優さんがすごく美麗だったので、ガエル君と並ぶとおいしかったのですよ。
追記
よう見たら、この恋敵バーナビー、マスター&コマンダーのプリングスさんではないですか!!いやー、何か綺麗なお兄さんだと思ったら・・そうかあ・・・あ、ちなみに役者さんはジェームズ・ダーシー氏と仰るそうです。
詳しいレビュー書くことも特に無さそうなのでこの辺で。山猫の予告見たらめちゃくちゃかっこよかったので、多分見に行きます。あと「君に読む物語」、予告だけでボロ泣きしてしまったので本編はもういい気がしてきました(おいおい)。
はいはい、書いちゃいますよ~!
行って参りました、バットマンビギンズ!!
正直あんまり行きたくないな~と思ってたんですけど、どうやらライナス・ローチがブルースのお父様をやってるらしいという噂を聞きつけたため急遽鑑賞してきました。
えーと、結論から言うと。私は歴代バットマンの中ではクリスチャン・ベールが一番ハマってる!と思います。あのマスクがぴったりくるのはクリスチャンベールの骨格だからだろうか。目と口の周りだけ出てる、っていうのがクリスチャンベールのかっこよさをさらに引き出しているように見えます。もうバットマンになったクリベルはクリベルじゃなくてバットマンなのよ!(混乱)今までのキャストはあくまでブルースがバットマンの衣装着てます感がどうしても拭いきれなかったんだけど、クリベル(頭の悪い略し方ですいません)は変身したらもうバットマンにしか見えないのですよ。こりゃ正体ばれるはずないわって思わせてくれるくらいに。
初代バットマンのマイケル・キートンも結構好きなのですが、クリベルは系統的には彼に似てます。肉体派というより精神的な部分を深く演じてる感じでしたね。
というかこの映画自体が、アクションだけじゃなくて、ブルース・ウェインという人間の心の闇に迫っているえらいじーんとくる物語なんですよ~。いつものバットマン・シリーズと全然雰囲気が違うから、違和感感じる人もいるかもしれませんね・・。敵役もいつものイッちゃってる感じではなく、割と普通の人(笑)地味っちゃ地味な映画でした。
行って参りました!キングダム・オブ・ヘブン!!
リドリーの映画は大好きなんですが、いかんせん十字軍ものに傑作なしという法則と、主役がオーランド・ブルームということでかなり敬遠してたのです。しかーし、エドワード・ノートンが鉄化面のボードワン様を演じていること聞き、天秤がちょっと傾いてきたところへ、サラディン様が超かっこいい!!という感想のお陰で、取るものも取りあえず速攻で行ってしまった腐女子な私です。
十字軍の遠征の話はそんなに詳しくないけど、作品は特に難解ではなく楽しめました。字幕で見たのですが、今回も奈津子がやらかしてくれました・・・orz吹き替えの方が断然分かりやすいらしいので、二回目見に行く覚悟です。
行って参りました、久々の一人映画鑑賞会。大学に行く道にまたいい映画館見つけちまったんだよねー。なんと学生さんはいつ行っても1100円!しかも2本立てなので、どちらも見れば一作品550円!!すっごい安いでしょ?早稲田松竹という映画館なんですけど、近くにいらしたときはぜひ。ただし、この映画館は最新作はやりません。一年ほど古いミニシアター系ばっかりなんですよ。なーんだ、と思われた方すいません。前回は「ディープ・ブルー」と「らくだの涙」という垂涎ものの二本立て。ところで今週の上映作品は珍しくちょっとメジャーな感じの作品でしたよ。
管理人的評価はどっちもあまり高くありませんが、それでもレビュー(ネタバレしまくり)を読みたいという方は続きをどうぞ。
・・・続きを読むブラックホークダウン・アスキーアート(2chによる、BHDのAAまとめサイト。普通に笑えるけど、参考書籍とかも載せてあって、割と真面目)
これまた今更感がひしひしと迫ってくる映画を見てしまいました。管理人は非常に戦争映画が苦手なので、ある程度覚悟を決めないと見られないのです。なので、いくら萌えると言われても、なかなか手が伸びず、今日までやってきてしまいました。
戦争映画といえばやはりグロ。あの切迫感と痛々しい映像(特にプライベート・ライアン以降)がもう見てられない。何でそこまで映すのよ~(泣)と思いつつ、しっかり指の間から見てしまう変な根性の持ち主なので、できるなら戦争系とはお近づきになりたくない!と思ってます。しかし哀しいかな、戦争映画には萌えが多い!なんたって男同士の絆に重点が置かれてますからね。ほっとんど男女ロマンスが入る余地が無く、更に言えば軍人さんが漏れなくかっこいい。軍服もさることながら、極限状態での男の生き様がこれでもか、とここかしこで展開されるのですから…。もう今更不謹慎とか言ってらんないです、すいません_| ̄|○
行って参りました、立川CINEMA CITY!
実は今日は「コラテラル」を見に行ったのですが、上映まで時間があったので、暇つぶしに「トリコロールに燃えて」を見てみました。結論から言うと、「コラテラル」の数倍面白くて、印象に残りました。見てよかったです。
元々、主人公の一人がスチュワート・タウンゼントだったことと、シャーリーズ・セロンとペネロペ・クルスの百合シーンがあるという噂に釣られて選んだ作品だったのです。まあ作品自体は大したこと無い、いわゆるメロドラマでしょ、と思ってたら、これが、まあ、すんごいの。恋愛ものなんて映画にするほどの価値も無い、と思ってる私が泣いたからね。ほんと、ラストが近づくにつれ、涙が止まらなくなってびっくりしました。
・・・続きを読むいやっほう!またまたすごいB級映画を見つけてしまいました!その名もスターシップトゥルーパーズ。結構その筋では有名な作品らしいのですが、私は友人から薦められるまで全然知りませんでした。しっかしB級大好き友達が推薦するだけあって、本当に面白かった!もちろんB級、という意味で、なんですけどね。
まあ一言にB級とは言っても、CG技術やスピード感などなかなか素晴らしく、以前ご紹介した「フロム・ダスク・ティル・ドーン」なんかのノリが好きな人は普通に楽しめると思います。タランティーノが絶賛してたらしい(この人の感性も微妙なところだが)。ただ、虫が嫌いな人は覚悟した方がいいですよ。とにかく虫の大群が出まくりですから。
・・・続きを読むやっと見ることができました。ポール王子の代表作、ギャングスター・ナンバー1。ポールは若きギャングスター(starではなくsterの方です)、デヴィット・シューリスはギャングスターが憧れる暗黒街のボス、フレディ。最初はフレディの右腕として活躍するギャングスターですが、フレディが一人の女性に入れ込み始めたのをきっかけに、ナンバー1に対する野望がむくむくと湧き上がってくるのでした…。
というお話なんですが、色眼鏡を掛けると、ギャングスターはフレディにぞっこんで、相手の女、カレンに嫉妬しているように見えます。カレンとの会話は常に刺々しい。それもそのはず、カレンのせいでフレディとギャングスターの蜜月時代は終わりを告げ、彼女に対する辛辣な態度のせいで逆に疎まれるようにすらなっていたのです。フレディのカレンに対する憎しみは半端なく、結婚すると聞いた瞬間から怒りMAX。ついにボスを裏切ることに。
いやー、この映画いいよ〜。主人公は寮でルームメイトになった大学生二人。一方は優等生、一方は金持ちで遊び好き、というよくある組み合わせなんだけど、この二人がなんだかんだ良いながら仲良くつるんでるのが、もー、(;´Д`)ハアハアまた優等生くんがめちゃくちゃ可愛いのだ〜。
ストーリーは、この二人が、自殺した生徒とのルームメイトは無条件でオールAになる、という学則を利用するために、自殺しそうな人間を見つけに奔走する、というコメディもの。普通に面白かったです。
しかしなんといっても、この二人の駆け合いがもー、堪らん!全然正反対な性格なのに、何をするにも一緒、お互いに慰めたり喧嘩したり、ラブラブな二人は周囲からもゲイだと思われていたり・・しかも何故かそれを否定しない(笑)
映画としても結構良いできなんで、おすすめです。
キング・アーサー公式HP
はい、行って参りました立川CINEMA CITY。密かにCINEMA2もできるそうで、8月の開館が待ち遠しいものです。ま、それは置いといてですね。キング・アーサーやっと見ましたよ~。各所で祭りが行われているようで、ランスロット受けだのトリスタン(*´д`*)ハァハァなどのキーワードが目につくようになってきた今日この頃。実は私アーサー王物語というものをあまり詳しく知らないんですよ。割と神話や伝説系は好きなんですけど、とっつきにくいというか。妙にリアルな感じがするのが原因だと思います。映画でも史実に沿ったストーリーになっているようですが、やっぱりアーサー王関連の話は歴史的事実に基づくものだからですね。といっても史実かどうかも定かじゃない程昔の話ですけど(今回の話も諸説の一つに過ぎないらしいです)。私がアーサー物語を知ったのは、ショーン・コネリー&リチャード・ギアのトゥルー・ナイトが初めてでした。日曜の昼下がりに見たこの作品は、当時の私にはかなり衝撃的で、不倫、という言葉さえ知らなかった子供心にも背徳的でエロチックな三角関係だけはトラウマとして(笑)心に刻み込まれてます。その他は、ジャンプで連載していたライジング・インパクトというゴルフ漫画(アーサー王物語に関連する名前が頻出。キャメロット杯という大会もあった)で初めてガウェイン、ランスロットなどの騎士の名前を知ったくらい。なので、あんまり原作と比べての感想は言えません(^_^;)
とはいえ、腐女子としてはアーサーを含むランス&グウィネヴィアの三角関係にしっかり萌えていてですね、何度か検索したんですけど、当然のごとく出てこなくてがっかりした記憶があるんですけどね。もちろんアーサーをランスとヴィアが争っている三角関係のことですよ。しかしこれでやっと検索HIT数も増えるんだな~、と非常に感慨深いです…。どうでもいい話ばっかでごめんなさい。映画に関しては続きをどうぞ。
・・・続きを読む
行ってまいりました!えーっと、とりあえず管理人は原作の面白さをちっとも理解できない輩なので、ハリポタ好きな人は感想を読まない方がいいかも・・・ダニエル・ラドクリフも苦手。はっきり言って、ゲイリーのために行きました。半ば惰性です。てへv
監督さんは、「天国の口、終りの楽園」、「大いなる遺産(新しい方ね)」の監督、アルフォンソ・キュアロン。この監督、水のシーン撮るの上手いな〜、って思ってたんですけど、今回も結構綺麗に撮れてました。もう一つ、この人の作品って、女の人がしたたかに強くて、男が情けない、っていう特徴があるような…今回もそんな感じで、ハーマイオニーがかっこよくなってて、男(特にドラコ/笑)を完全にぶちのめしてました。
・・・続きを読む戦争ものです。それだけでちょっと引いちゃう人がいるかもしれないけど、結構さわやかです。もちろん生と死という重たいテーマも内包してると思うけど、それより何より青春ものなんですよー、これ。私は戦争はどんな状況でも絶対やっちゃいけないことだと思っているので、いわゆるハリウッドが作る戦争ものって好きじゃなかったんですよ(とはいっても某井筒監督みたいに何でもかんでもプロパガンダだ!と非難するわけじゃないけど…)
これは確かジョシュ・ハートネットがどっかのインタビューで言ってたことなんだけど、「戦争を通して男になる、成長する」みたいな映画は嫌い、っていう、そんな感じ。
確かにこの映画も男達の成長物語ではあるのですが、作品全体から、戦争の愚かしさとか、若い命が散っていく悲しさがひしひしと伝わってくるのです。単なる英雄物語じゃない、戦争に対する空しさが描かれている。そして、生きることの素晴らしさがものすごく胸を打つ作品でした。
・・・続きを読むいつものごとくJとKが大暴れです。
前作がむちゃくちゃハイテンションで、終わりもびしっ、と決まっていただけに、今回はちょっと不完全燃焼に感じました。でも、何も考えずに楽しめるんで、やっぱこのシリーズは好きですね〜。オチのベタさも大好き。
今回も流れは大体同じで、悪い異星人が地球に隠された破壊兵器を探しに来ます。その悪役、ララ・フリン・ボイルがかっこいい&セクシーで、ツボでした。
色々小ネタが散らばっているらしいのですが、知識無いんで、あんまり分からなかったです(^_^;)どうやらビデオ店の兄ちゃんは監督さんらしいです。あと、ウィルとトミーの息子さんがそれぞれ出てます。車でぶっ飛ばしてる時に”ピカッ”をやられる子達だそうな(この”ピカッ”には今だに抵抗あるんですが、あんまり深く考えないほうがいいのかなー)
ララさんに比べると、今回のヒロイン役の女の子、ちょっと微妙だったかも…。いっつも何かびっくりしたように目見開いてるのが気になりました(汗)どうやら前作で出てきた検死官の女の子も辞めちゃったらしく、残念。で、結局彼女の父親は…?
今回も音楽は良かったです。ちょっとサントラ欲しくなっちゃった…。
とにかくアホな笑いが満載なので、何も借りるものが無いな〜、って時は暇つぶしになると思います(さりげなくひどい)
追記
本物のマイケル・ジャクソンが宇宙人役で出てくるのがとてつもなく怖いです
キッチン・ストーリー行って参りました!渋谷文化村。
足運んで良かったです。萌え期待だったんだけど、最後は涙が止まらなくて…。お爺さんものは弱いんだって!(お婆さんは比較的平気)といっても、別に老人ってほどじゃないですよ、登場人物は。北欧で行われた、台所における独身男性の行動様式を調べるという実験の話。調査官も独身で、二人っきりの生活が一週間以上続けば、そりゃやることは一つだよね(嘘です)
行って参りました!おフランス版セブン(禁句)
それにしても、ジャンレノは日本のテレビに出すぎですね。あの気さくな親父っぷりが好きです。
まあ、それは良いとして。前作、マチュー・カソヴィッツ&ヴァンサン・カッセルのラブラブコンビと組んだクリムゾン・リバーは、なかなかの怪作でした。前半部分、どろどろしたフランス的ゴシックホラーミステリー(謎)な雰囲気が素晴らしかったのですが、後半が何だかトンでもない方向に転がり始めあれよあれよと言う間に、あの伝説的なラストへと向かって行ったわけで…。今回もあの空気どろどろ感とか、死体ごろごろ感は損なわれてませんが、まあ、ストーリーとかオチとかは前よりも分かりやすい感じ。というか、どっかで見たような(ぼこっばきっぐさっ)・・・とってもオリジナルテイストな作品でした。下記に続く(※ネタバレしまくりです)
テレビ東京の木曜洋画劇場にて。
クリスチャン・スレーター目当てに見たのだが、まんまとアランの悪役っぷりにやられてしまった。後半のロビンと悪代官(アラン)の戦いは爆笑ものなので、ぜひぜひぜひにも見て頂きたい。映画でこんなに笑ったのは久々だった。日本語吹き替えはオリジナルらしくDVDではちょっとセリフ回しが違うらしいのが残念。この翻訳家は天才だ、と感心していたのだが、お名前は小寺陽子さんとおっしゃるらしく、調べると、冬のソナタの吹き替え翻訳も担当しているようだ。冬ソナの台詞回しも大好きなので、小寺さんのファンになりそうである。
脚本が良いというのももちろんあるだろうが、やっぱり翻訳の方の力が大きいな〜、と思う今日この頃。というわけで、もうそろそろ戸田奈津子さんはいいんじゃないですか?映画会社さん。と言いつつ、実は私はなっちの後輩だったりするのだが(汗)
ちなみにお目当てのスレーターはほんっと可愛くてもう(;´Д`*)ハァハァ ・・・しかし、この頃はケヴィン同様髪がふさf(げふっ)
行って参りました!銀座まで。たまたまテアトルでやっている「オセロー」のチケットを頂いたので、その帰りに寄ってきたのですが…。いやー、ほんっと最高だったです。はっきり言って10数年の映画人生(大したこと無いけど。トホ)の中でも、5本の指には入るんじゃないかな〜。とにかく全編に渡ってとても押さえの利いた、気品の溢れた素晴らしい作品だった。コリン・ファースのフェルメールと、ヨハンソンのグリートの二人がもー、エロス!エロスとしか言いようの無い雰囲気を醸し出しているんですよ、奥さん!といっても、生々しい、毒々しい感じは全く無く、とにかく上品。嫌らしくないエロスなんてなかなか描けないのに、よくぞ、と感心してしまった。画面の美しさも、本当にフェルメールの絵画だよな〜、と納得するほどの出来で、見蕩れてしまった。不倫ものは受け付けない体質なのだけども、この作品に関しては倫理とかどーでも良くなってしまうほど、フェルメールとグリートの関係が萌えーーー!なのである。ちなみに上の写真は、メイドのグリートが画室の掃除をしているところをこっそり覗くちょっと危ないフェルメール@コリン。