行って参りました、久々の一人映画鑑賞会。大学に行く道にまたいい映画館見つけちまったんだよねー。なんと学生さんはいつ行っても1100円!しかも2本立てなので、どちらも見れば一作品550円!!すっごい安いでしょ?早稲田松竹という映画館なんですけど、近くにいらしたときはぜひ。ただし、この映画館は最新作はやりません。一年ほど古いミニシアター系ばっかりなんですよ。なーんだ、と思われた方すいません。前回は「ディープ・ブルー」と「らくだの涙」という垂涎ものの二本立て。ところで今週の上映作品は珍しくちょっとメジャーな感じの作品でしたよ。
管理人的評価はどっちもあまり高くありませんが、それでもレビュー(ネタバレしまくり)を読みたいという方は続きをどうぞ。
オールド・ボーイなんですけど・・・・これ本当にえぐいんですよね。私拷問の中でも歯抜きとかが一番嫌いなんですよ。自分が前歯二本折ってる上に、健康な歯を4本抜かれてるんで、他人事とは思えないの。なので上映中一生懸命耳と目を塞いでいる怪しい女がいたら私です。
とはいえエグさの中にもコメディっぽい感じもあって、実は上映中何回か笑ってたんですが。韓国映画って狙ってる笑いはぜんぜん笑えないんだけど(ほえる犬は噛まないとか)こういう真剣なシーンの中にすごく可笑しさがあって、好きなんですよね。ただ本当に残酷シーンは目を背けたくなるほど残酷です。ストーリーも負けないくらいエグい。
※ネタバレ(要するに近親相姦もの。正直ちょっと引きます。でも私はそのオチに全然気づいてなかったので、ほんとにびっくりしました。読めない展開っていう意味では素晴らしいです)
あ、私結構じわじわ凹みつつあるかもorz・・・苦手なんだよ、ああいう話(-_-;)
個人的にはひどい目に合ってるくせに割と元気なパク兄さんとおいしいとこ取りの催眠術師のお姉さんが気に入りました。
で、マイ・ボディーガードなんですけど。公開されてたときも出演者の割にはあんまり目立たず、広報が失敗したのかな、と思っていたのですが・・・実際見てみて、うーん、確かにこれ日本では受けないかも?と思ってしまいました。少なくとも私は好きじゃなかったです。実はこの話本当にあった事件を元に作られているみたいで、それを知ったときは思わず「ほんまかいな」と突っ込みたくなるほど壮絶な話でした。ってかR15指定だったんですね・・・・全然知らなかった。知っていればそれなりの対処、というか覚悟もしていっただろうに。まあ前半のシーンは良いですよ、ダコタもそれなりに可愛いし、デンゼル・ワシントンもまあまあそれなりだし(それなりばっか)。まあ普通にレオンっぽくなっていくのかしら。と思ってたらいきなりダコタ殺されちゃった。そして後半はずーーーーーーーーーーーっとデンゼルによる復讐という名の人間狩り。もうデンゼルのあまりのキ○ガイじみた残虐非道ぶりにがくがくぶるぶる・・・何でそこまで、っていうかもうやめてあげてー、と犯人達がかわいそうに思えてくるほどでした。少女とボディーガードの心温まる交流を期待して見に行ったらカウンターパンチくらうよ、まじで。一切感情移入を許さないからね、デンゼル。
ちなみに犯人は実は身近にいた、っちゅうありがちなオチもあったりするのですが、もうミッキー・ロークが弁護士やってる時点である意味ネタバレなんじゃないかと思ったことは秘密です。
えーっと今回の注目俳優さんはダコタのパパ役をやっていたマーク・アンソニー氏。もー、かわいくてかわいくて。実は有名なサルサの歌手さんらしいです(今彼の曲がんがん流してます。いい声(;´Д`*))。上映中ずっとマークばっかり追ってたから。もちろん頭の中ではマークが誘拐されてあんなこともこんなことも!な妄想をずっと繰り広げていたから!!誰かSLASH知ってる方がいたら紹介してくださいorz
噂ではジェニファー・ロペスとかいう歌手だか何だかと結婚したらしいけど誰、それ、って感じ。まあただの噂だと思うけど(泣き笑いの顔で)
まあそんな感じですっかりマークのパパぶりにくらくら来ていた管理人は、最後の母親の言動とデンゼルのやり方にはかなりむかっときました。評価が低いのはここらへんも関係してます。特にお母さん・・・まあ怒りが沸点に達したのは分かるが。デンゼルもそういうことすんなよ。っていうか何の権利があってお前が裁く。
カトリックは自殺は罪なんだからね!ヽ(`Д´)ノプンプン
残念ながらレオンには遠く及ばない作品だったですよ。っつかラストのあれは無いだろ、あれは('A`)
追記:
最後の最後までクリストファー・ウォーケンを信用できませんでした(※ゲイリー・オールドマン症候群)。
※ゲイリー・オールドマン症候群とは?
あの名優ゲイリー・オールドマンが名前の由来。ある俳優の悪役ぶりを愛するあまり、いつどんな役を見てもこのキャラは絶対にラストで裏切る、とか途中で悲惨な死を迎えるに違いないといった妄想が頭から離れないという一種のノイローゼ。類例としてマイケル・ウィンコット、ショーン・ビーンなどの名前が挙げられることが多い。
(はい~! ドンドンドン! ウソウッソ! ドドンドドン! ウソで~す!!)