行ってまいりました！えーっと、とりあえず管理人は原作の面白さをちっとも理解できない輩なので、ハリポタ好きな人は感想を読まない方がいいかも・・・ダニエル・ラドクリフも苦手。はっきり言って、ゲイリーのために行きました。半ば惰性です。てへｖ

監督さんは、「天国の口、終りの楽園」、「大いなる遺産（新しい方ね）」の監督、アルフォンソ・キュアロン。この監督、水のシーン撮るの上手いな〜、って思ってたんですけど、今回も結構綺麗に撮れてました。もう一つ、この人の作品って、女の人がしたたかに強くて、男が情けない、っていう特徴があるような…今回もそんな感じで、ハーマイオニーがかっこよくなってて、男（特にドラコ/笑）を完全にぶちのめしてました。

それにしても、ほんっとにみんな成長早いよね。１の時と比べると、同じ人間とは思えないくらい（笑）しかも背が高くて、足が長い！特にハーちゃんの足の細くて長いこと！今回はみんなの私服が見られたのですが、みんな可愛い！ハーちゃんはどっちかというと地味な格好なんだけど、スタイルの良さが引き立つ素敵な服でした〜。あとお気に入りはロンの帽子。あの房が垂れ下がってるやつ。彼もｲｲ感じに成長して、たくましくなりました。

成長したといえば、ウィーズリー家の双子。すっごく素敵になってる！前から好きだったけど、更に男前になってるYo!なんつーか、ユアン・マクレガーが二人、みたいな感じで(*´д｀*)ﾊｧﾊｧ　それからもう一つ、ネビルが縦に伸びてるーー！（これしか言いようがない）オリバー・ウッドが出ていないのが残念といえば残念だけど…アレ以上時間を長くできなかっただろうからしょうがないと思われ。でもやっぱり抗議運動は起こったみたいです。

ドラコも大きくなったけど、髪型が変わっちゃったのが悲しい。やっぱり君はオールバックじゃないとね。関係ないけど、今回は彼のお姫様抱っこが見れますよ。お付きの子が一人増えているような気がするんですが…すごく可愛い子。肌が透けるように白くて、弱弱しそうなのっぽ君でちょっとツボ。もう一人、原作では結構ブ○なはずの、ドラコのお相手の女の子がめちゃめちゃ可愛い〜〜〜〜！映画ではほんのちょっとしか出ていないのですが、パンフにはきっちり写ってます。レオンの頃のナタリー・ポートマンみたいな感じ。もっと出て欲しいですね〜。ルシウス様崇拝者の管理人としては彼にも出て欲しかったです。

えと、内容的なものは私がごちゃごちゃ言うこともないと思います。ただ、原作読んでない人にはちょっとつらいかな？やっぱり詰め込みすぎな感じはしました。特に後半は急ぎすぎで、情緒も何もあったもんじゃないし…。ゲイリーの出番が少なすぎて正直泣けました(´Д⊂　覚悟はしてたけど…もっと増やしても良かったんじゃないｶﾅｰ。でも、劇場まで足を運んだ甲斐はありましたよ！ゲイリーめちゃ可愛い！あのぼろぼろの囚人服やもさい髭が！怯えたような顔が！っていうかあんた小さすぎ！周りがでかすぎ（ルーピン先生とスネイプたん）それにしても、スネイプたんの登場シーン、生コントみたいな微妙なタイミング（笑）あんた何しにきたの？（いや、ルーピン、シリウス、スネイプの三つ巴はとっても美味しいですが）っつーか、登場人物全てが何をしたいのか今一分からず。とにかく全てがあっという間に過ぎ去っていく感じで…うーん、全体的に印象薄かったです。
しかしやっぱりラドクリフの演技苦手。だってキャラクターが立ってないんだもん。あんなんでこれから俳優としてちゃんとやっていけるのか老婆心ながら心配です（汗）まあ、原作のハリーも、性格があって無きがごとく書かれてるから、難しいのかもしれないですね。あんなに色の無い主人公というのも珍しいと思います(^_^;)

ルーピン先生のシューリスは案外良かったですね。彼についてはあまり良く知らなくて、「太陽と月に背いて」の禿で情けないおっさん、位の認識しかなかったんですが（汗）あまりにもディカプリオの演技に目を奪われていて、あんまり彼の方にまで注意がいかなくて、しかももっと格好良い人がやれば良いのに〜、とまで思ってました、ごめんなさい<(_ _)>彼は指が綺麗な俳優さんとしても有名らしく、ピアニストの役とかもやっています。そういう情報は仕入れていたので、ものすごく目をこらしてルーピン先生の手を見てやろうとしていたのですが、良く確認できず…ちょっと残念。あ、そうそう黒馬物語にも出ていましたね。こちらもショーン・ビーン目当てで見て、しかも物語自体に感動して大泣きしてしまったので、あんまりシューリスは目に入ってなくてですね（汗）

シリウスとルーピン、そしてスネイプ先生（今回もとっても声が素敵ｖ）の因縁ももうちょっと掘り下げて欲しいですね。そういえばスネイプ先生って、三作通して、かならずハリーたちを庇うシーンがありますよね。今後彼らとの関係がどうなるのかも楽しみです。

個人的に、騎士（ナイト）バスの車掌さん、シャンパイクがあまりにも素敵でびっくりでした。確か原作では、”大きな耳でニキビ顔、舌っ足らず ロンドンの下町なまりで話し、お得意は鼻先でクスクス笑い 口癖は「なぁアーン？」”だったはずですが？？めちゃくちゃ良い男になってるじゃないですか！あー、気になる〜！誰なんですか、あなたわー（；´Д｀*）…とか言ってたら、友達が、マスコマのホロム君だよ、と教えてくれました。やっぱり俺の好みは変わらないみたいです…大好きだったんだよ、可哀想な士官候補生が（泣）

も一つ、キャラ大賞では首切り役人に一票。可愛いっす〜。斧をしゃこしゃこ磨いてるところとか、烏を引き連れて歩いてるところとか、妙にひょろっちいところとか。もう、ヒッポグリフ切らせてあげれば良かったのに（おい）

まあ、内容はともかく今回もCGは豪華絢爛で、割りと子供は楽しめたと思います。私も視覚的な部分は結構好きです。特に学校の行事風景とか。それにしても何で新学期はあんな不吉な歌で始まるんですか？教えて！校長の中の人！（ちょっと怖そうです）

<追記>
とはいえ、ハリー・ポッターシリーズに絶えずつきまとう負のイメージは今回更に強化されておりますので、子供向けとも言い切れない気がしてきました…。