Yahoo動画で一話「桜花抄(おうかしょう)」だけ期間限定配信されていますのでまだ見てない方は御急ぎあれ。
http://5cm.yahoo.co.jp/sokuhou/
駅とか路線がリアルすぎて困る
それにしても中学一年生が12時近くまで一人でうろついてていいのか、親は何をしているんだ、と突っ込みを入れているうちに実は夢オチなんじゃないだろうかと怖くなってきました。
夜行バスでの帰省途中、暇なので携帯をいじっていた(暗いので読書などはできない)。
そこでお気に入りに登録していたニワンゴの存在を思い出し、いったいこのサイトでは何ができるのよ?と調べてみた。
まあいたってシンプルなことに、検索したい言葉をメールで送ると、自動的に検索結果を送ってくれるというシステムらしい。ネットに繋がない分パケット代も浮くわけ。
だがそれだけじゃないのがヒロユキのすごいとこ(?)。このシステムを使ってゲームをするという発想がなかなか面白い。
たぶんその第一弾的な感じで発表されたのが「かまいたちの夜」。もちろんあの有名なサウンドノベルゲームなのだけど、今回、主人公は透でも真理でもなく私たちであるということ、私たちユーザーが、あるメールを受け取ったことから始まり、それからもメールを返信したり相手からの返事を待ったりという行動を取りながら進めていく推理ものだということが特徴。携帯の特性を利用したゲームというわけ。相手とのメールのやり取りということがリアルタイム感と、ドキドキ感を増幅させ(相手っつっても自動配信なんだけど、返信が遅れると何かあったんじゃないかと心配したりw
)、これは携帯ゲームの枠をひとつ大きく変えたものになったなーと感心(突っ込みどころも結構あるけど)。
3~4時間程度なので暇つぶしには丁度良いです。ゲームを始めるには m@niwango.jp に「かまいたちの夜」と送るだけ。一応ニワンゴに入会?という形になると思うけど特に名前や住所など登録する必要もなく無料なので簡単。
うーん、なんかヒロユキの策にはまって宣伝させられてる気もするけど、まあこれからのニワンゴにも結構期待してるのでぜひがんばってほしいな~と。
後は「小説」って送ると小説が読める、とかいろいろ工夫してるみたいです。
マスター・アンド・コマンダー
Master and Commander:The Far Side of the World
2003・米
艦長の尻に敷かれ度★★★★☆
有名海洋小説を映画化したものです。ただ今姐さん方に大人気の野郎共の”友情”物語です。海軍や海賊をモチーフにした作品というのは、断然女性登場率が少ない。というか全然出てこないものも少なくない。というわけで、当然801的な雰囲気が反比例で跳ね上がるわけですが、今回もご多分に漏れず、GoodJob!な展開でした。この原作本もそれはそれはスゴイらしく、原題が何と、「ジャック・オーブリー&スティーブン・マチュリン」。おいおい、お姉さん照れるじゃないか。いきなりですか。いきなり二人の物語ですかぁ?えー、この原作についてはこちらのサイトを見てくだされば、より詳しく分かると思います。
まあ、海軍ものなので、色々戦闘があったりしますが、そんなものはどうでもいい(いや、よくないか)まー、ポール・ベタニー演じるマチュリン先生のかわゆらしいこと!少年士官達よりも可愛いのはどういうことだ。軍医兼生物学者という設定ゆえ、めずらしい動物にはもー、目が無いのですよ、この先生は。幻のガラパゴスに一番乗りできる、と聞いて、うきうきうきうき、望遠鏡で島を見て、わー、あれは海に潜るイグアナだー、あれは新種のちょうちょだー、と一人はしゃいでいるのですが、敵船が現れてしまい、船は急遽針路変更。ががーん、となってしまったマチュリン先生は、旦那のジャックに猛然と抗議しますが、一蹴されてしまいます。そんなマチュリン先生を影から見守る小さい影が…。
次回「先生、これが欲しいんでしょ?」ノッポの軍医に迫る黒い罠。乞ご期待(ウソ)そんな感じの場面ばかりです。
要は広大な海を背景に繰り広げられる一組の夫婦の痴話げんかの顛末です(大嘘)そこに愛人(副艦長)も絡みます(半分実話)。途中でピーしちゃった士官候補生君かわいかったな…。
ちなみにプロデューサーはトニー・ゴールドウィンのお兄さん。本当に映画一家だな、ここは。
フィラデルフィア
原題<Philadelphia>
1993・米
ティッシュいっぱい使った度 ★★★★★
今回は真面目に書きます…。久々に泣いたので。
トム・ハンクスが主役のエイズ患者アンディー、デンゼル・ワシントンがその弁護士を務める法廷もの。
法廷もの、なんて区切ってしまうのは無理かもしれない。この作品は、エイズの恐怖や社会的偏見を描いている。でもそれ以上に、人と人との愛情がとても大きく、このストーリーを包んでいると思う。ホモセクシュアルは偏見を抱かれやすいし、攻撃もされやすい。でも、途中で挿入されるアンディーとミゲール(バンデラス)のダンスのシーンを見た時、思った。同性同士の愛が、どうして異性間の愛情に劣ったりするだろうか。こんなに想い合う二人が神のルールを破っているなんて誰が言える?人が愛し合うことにおいて、性別は関係無い。全然関係無い。
この映画は、法廷の勝ち負けを競うスリリングな展開では無く、一人の人間が、精一杯生き、そして死んでいくその人生に真っ向から取り組んで撮っている。だから、マリア・カラスのアリアはこんなに心を打つのだし、最後まで悲壮な雰囲気は無い。さり気ない描写で丁寧に描かれていくこの作品は、アンディーとミゲールの愛の物語だった。
デンゼル・ワシントンの演技は絶品。トム・ハンクスもさすがの痩せっぷり。アントニオは若くて誠実な感じでした。
とにかくカラスのアリアの部分はほんっっとに涙なくしては見られません。
博士の異常な愛情/または私は如何にして心配するのを止めて水爆を愛するようになったか
原題<Dr. Strangelove: or How I Learned to Stop Worrying and Love the Bomb>
1964・英=米
邦題が粋で賞★★★★★
白黒映画です。60年代なので、画面も古い。でも今でもぜんっぜん通用する位面白い。というか、今のコメディよりも断然知的で笑わせてくれます。ストーリーは、アメリカ軍の偉い人がちょっとおかしくなっちゃって、ロシアに原爆落としちまえ~!という命令を出してしまい、色々あって、本当に落ちちゃうというものです(身も蓋も無い)もー、とにかくこの映画は主演のピーター・セラーズに尽きます!一人三役(怪我が無ければ四役の予定だったらしい)を見事に演じ分け、なおかつどのキャラも面白い!プルプルして可愛いイギリス将校から堂々としたアメリカ大統領、隠れナチのキ○ガイ博士。
タカ派の将軍役、ジョージ・C・スコットも馬鹿っぽくて最高!ブラックな題材なんだけど、何だか素直に笑ってしまえるすごいコメディ。良く注意してみると、出演者の人もマジ笑いしてたりします(笑)そらピーターの演技間近で見てたら笑いたくもなるわな。ラストはキューブリック節炸裂。2001年を作った監督とは思えない…。
あ、そうそう、ピーター・セラーズ、誰かに似てるんだよな~、と思ってたら、エドワード・ノートンでした。あのぷるぷるっぷりが。
天国の口、終わりの楽園
原題<Y tu mama tambien>
2001・米=メキシコ
結局自分達がヤリたいんだろ?度★★★★★
テノッチとフリオのホモエロだけを目的に見ました。正直、スペインとか南米の映画は苦手なんだけど、我慢。
全体的にエロエロですが、どーも、アメリカ映画みたいにロマンチックな要素が無いんだよね。本当に生々しくて、サカッてるだけー、みたいな動物的な感じがします。
そんなセックスシーンばっかで、当然最初からぼかし入りまくりでした。苦手な人は苦手かもしれないけど、慣れてくるとそれなりに見れます。
主人公二人は別に美青年というわけでは無いけど、彫の深い印象的な顔立ちです。一緒に行動する姉さんは結構可愛い人でした。可愛いけど大人な感じで好感度高いよ~。最後の3Pは思ったよりあっさりめだったけど、目的の男同士のシーンはなかなかキます。
関係無いけど、二人がサルマ・ハエックを○○ネタにしてたのにちょっと笑ってしまった。やっぱセックスシンボルなのね~。
メキシコの映画らしく、治安の悪そうな、きったな~い背景が多いし、主人公達も平気でドラッグやってたりして、どーしょーもないなー、って感じなんだけど、結局さわやかな感じで終わる不思議な作品でした(笑)
補足。水の場面は全体的にとっても綺麗で、どこか哀愁を感じさせる素晴らしいものでした。監督のアルフォンソ・キュアロンは「大いなる遺産」を撮った人で、映像美はなるほど、という感じ。次作には「ハリー・ポッターとアズカバンの囚人」が控えており、どういう作品に仕上がったかとても楽しみ。ゲイリーがシリウスなんて…感涙です。(この感想を書いた時点でまだアズカバンが公開されてなかったという何とも時の流れを感じさせる日記ですな)
処刑人
原題<The Boondock Saints>
1999・カナダ
猫は大事にしましょう度★★★☆☆
洋画で同人の世界にいる方なら一度は聞いたことがある映画だと思いますが、私もご多分に漏れず、という感じで早速見てみました~。兄弟が可愛いのはイザ知らず、デフォーが、デフォーがあぁぁ!という感じの作品でしたね。
デフォーが演じたFBIのスメッカーのキレッぷりがすごすぎです。グリーンリー刑事との掛け合いとか、ノリノリの推理っぷりとか、もー、たまらん!何度見ても悶え苦しむシーンばかりで…(笑)B級かと思いきや、脚本や、構成は一流の出来だと感じました。音楽も良かったし、役者が全員曲者で、キャラクターの一人一人が立ってて大好きです~。バイオレンスアクションという分類だけど、そんなに激しいシーンは無くて、痛いの大嫌いな私もかなり楽しめました。スメッカーのかまっぽい(実際そうなのだが)動きに注目!個人的にはロッコと、眼鏡の殺し屋さんがツボです。
役者総評
・弟は、いつも意外な映画選択と、崩れやすい体型でファンをはらはらさせるノーマン・リーダス。
・兄が、若き日のインディージョーンズ、私は10年経って大学生になったのに、あなたは全然変わりませんね、ショーン・パトリック・フラナリー(小学校高学年の時に見ていたはずなのに…)
・何故か代表作がスピード2になっているウィレム・デフォー(あの時の犯人役も大好きですが)
詳しい萌え感想は他のサイトさんを見てくれれば分かりやすいと思います。801とか関係なく見て損は無いです。
ゴーストシップ
原題<Ghost Ship>
2002・米
幽霊も泳ぐのか!?度★★★☆☆
冒頭はかなりエグイので、覚悟した方が良いと思うけど、あとはそんなに怖くない。むしろ、もう終わりかよ!と三村ばりのつっこみを入れてしまうほどあっさりしてます。なんと言うか、ストーリーはとってもセオリーどおりというか、あ、次こうなるんだろうな~、と思ったことが本当に起きます(笑)
監督は新鮮な驚きを提供したかった、としきりに言っておりましたが、私は古き良き時代のホラームービーといった感じの懐かしさを感じました。そういう読めてしまう展開は別に悪いことじゃなくて、私は楽しめました。幽霊船という設定や、低予算っぽいのに、船の造りに凝ってるところとかは好感度高いです。ただ、90分があまりにも短い!当然乗組員が一人一人死んでいくという設定なのですが、あっさり死にすぎです。特にエオメルが…!(涙)伏線らしきものが生かしきれていない気がするのが惜しい。
801ポイントとしては、ドッジとマンダー(カール)の二人の友情?かな。途中ドッジがマンダーに、「帰ったらお前に豪華なバスタブ買ってやるよ」みたいなことを突然言い出し、何をトチ狂っとんじゃお前は~、と嬉しい突っ込みをさせてくれました。
役者に対する総評
・ERのジュリアナ・マルグリースがまたまた強い女の役。
・船長役はガブリエル・バーン。の割りにはあっさりと・・・!
・デズモンド・ハリントンはサム・ロックウェルに似ている・・・と思う。
・カール・アーバンって普通にしててもエオメルにしか見えない
・ロン・エルダードはERでも実生活でもジュリアナとカップルになったのに今回は報われなかった。
ちなみに、製作のダーク・キャッスルは、「TATARI」や「13ゴースト」なんかを撮ってます。本作はそれらより断然怖くないので、冒頭以外は安心して見れると思いますよ。
イノセンス
2004・日本
タチコマ見せろ!度★★★★☆
押井監督の最新作ですね。攻殻にしろ、うる星やつらにしろ、この監督の作るものには、人の奥深くに隠されてるものに直接触れてくるような鋭さがあると思うんです。それが人の心の底から恐怖やら哀愁やらを引き出して、何とも言えない気分にさせてくれる気がします。んで、今作は、その監督が構想うん年、制作費うん億をかけましたー、ってのが売りだそうですが…。嫌な予感がしたんですよ。こういう宣伝文句で、期待通りの作品を一個も見たことが無いので(汗)私は元々球体関節人形というのが好きで、「マルコヴィッチの穴」の操り人形のシーンとか、四谷シモンさんの作品とか見るとたまらない気分になるので、期待はしてました。オープニングは最高に素晴らしく、期待通り。音楽がアジアちっくで、荘厳で、CGも美しかった。人形の造られる工程が細部まで辿られていき、それを見せられている側は、命の無い人形と人間の違いに自然と疑問が浮かんでくる仕組み。しかし、私はこのOP以降いいな、と思う部分が無くて…。押井さんにしては新鮮味とエグ味に欠けてる感じがしました。30分アニメを90分にしたような感じで、映画にしては話に厚みが無かったし。素子の出番が少ないのが原因かもしれないけど、全体的にあっさりしすぎていて…。
キムの屋敷のシーンはもっと面白く、観客を惑わせることが出来ると思うし、少し途中のお祭りのシーンとか、ロクス・
ソルス社の外観とかは削ってでも、核心部分をもっと掘り下げて欲しいと思った。今の自分は本当に自分なのか?という誰でも一度は考える不安を鋭く抉ってきた攻殻シリーズであると思うので、今回はちょっと期待は外れてしまった。でもこれからも押井さんの才能を信じて応援したい…。今回は監督の犬好きの趣味が高じただけなのではないかと(笑)
801ポイントですか?そりゃバトーとトグサたんに決まってるじゃないですか!「怒ってるのか?」ってあんたそりゃーどこの恋人に言うセリフじゃー(;´Д`*)ハァハァ 石川とバトーも次点で。もちろん少佐は総攻めですよ。