ずもももも萌えたーーー!!!!
あわわ、何でこんな萌えアニメをあたしゃ今まで見てなかったのだ!
はあっはあっ・・・後悔先に立たずとはこのことよ。
確かに毎回目に痛い画面だが、話自体は面白くなってきてます。今回もなかなか楽しませてくれました。
原作では親世代中心に描かれた復讐劇がアニメでは子世代の目線で物語が展開。製作者側としては、伯爵、フェルナン、メルセデスを子爵、男爵、ユージェニーに当てはめてやりたいらしい。でも実は誰がメルセデスポジションかははっきりしてない。つまり誰が誰を愛し、また奪い合うのかは分からないのだ。ユージェニー=メルセデスはまあ妥当だろうが、私としては子爵=メルセデスであるように思えて仕方が無い。っていうか男爵がユージェニーを好き、とかありえないだろ。更にユージェニーが子爵を好きということになるが、ユージェニーちゃんは明らかにレズ(?)なのでこの案は却下。では一体だれが三角関係の中心に位置するのだろうか。
ここでもう一度考えて欲しいのは、親世代の三角関係についてだ。もしスタッフが親世代と子世代を対応させようとしているなら、実はメルセデスポジションなるものには伯爵が位置していたと見るべきではないだろうか。つまり伯爵をメルセデスとフェルナンが取り合っていた、と。いや取り合うという言葉はふさわしくない。メルセデスの性格から考えるなら、むしろ彼女が伯爵をフェルナンから守っていた、というべきでは無いだろうか。彼女の伯爵への愛はあくまで親友として、または身内のような優しい感情。しかしフェルナンの伯爵への愛は友人としてではなく、恋情、激しい恋心では無かったか。そう考えるならば全ての辻褄は合う。子世代のフランツがアルベールに寄せる明らかに友情以上の思慕、ユージェニーの子爵への姉のような気遣い(恋心とは到底思えない)、子爵が二人に見せる無邪気な信頼、この三人の関係は親世代と完全に対応する。三角関係の中心はメルセデスポジションというより伯爵ポジションというべきなのだろう。
この親世代の関係を見直すことによって、物語は新たな一面を見せる。伯爵のメルセデスを見る目はいつも慈愛に満ちているが、フェルナンを見つめる瞳のなんと禍々しいことか。この二人の過去には、フェルナンと伯爵の”恋敵”という関係以上の因縁が見え隠れしないだろうか。原作以上に復讐の規模が大きくなると予想される今作であるが、それならば従来どおりの裏切り話ではつまらない。もしも私が製作を担当するならば、既に知られている話をわざわざ脚本にはしないだろう。では一体二人の本当の過去とは何なのだろう。そして何故伯爵はあそこまで元親友に憎しみを抱くに至ったのか…。その解釈はまた次回。待て!!しかして(腐女子の)希望せよ。
どーでもいい話をぐだぐだ書きましたが、要はフェルナンお父様のウィンクと、エデたんを見上げる時の冷たい目にノックアウトされたと言いたい訳です。