世界の中心で愛を叫んだけもの
ハーラン・エリスン, 浅倉 久志, 伊藤 典夫
SFの短編です。題名を聞くと、今話題のセカチューを思い出す人が多いかもしれません。人によってはエヴァの最終話とか。
で、多分それらの原点がこの小説だと思うんです。すごく不思議な、異空間のできごとのような話が多いです。SFというより幻想小説と言った方がいいかな。どの話も印象に残ります。
ちなみにさりげなく萌えもあったり(私だけかもしれんが)。はっきり男同士の愛情に触れている箇所は2つありますが、他の話もなぜか萌え萌えな雰囲気を醸し出しているような気がします。解説とか読んでると、どうやら作者自体が強気受け(実はへたれ)くさいのが原因かと。あ、石投げないで。