コメント: 「ゲド戦記」原作者のル=グウィンが怒ってる!

溝は当たり前だと思う。本来は、町並みのポスターの世界観(原作を壊さない)の物となるはずだった作品だおと思います。町並みのポスターは宮崎氏がもちろん描かれた物ですが、もともと宮崎氏が自分で映画化したい申し出があったものだからこそ映画化がありえた作品。嘘をついてまで別の監督を押した事自体がそもそも偽りなんだし、宮崎氏も自分が創るつもりだったものが上層部の勝手で降ろされたんだからひどい話。作品自体は嫌いじゃないし、違う作品としてのゲド戦記としては好きですが、原作ファンとしては到底納得できる作品ではないのが本音です。とゆうか、五郎氏は原作を読み解く力ないですね。悩んだ挙句他の作品を参考にって・・・原作を参考にしなければ別の作品になるのは当たり前。これまた酷い話だと思うのは自分だけなんだろうか?

投稿者 mmo : 2006年08月16日 13:16

>mmoさん
確かに、原作者と映画製作側の間に溝があるのはある程度仕方ないことでしょうね。特にル=グウィンは海外在住なわけで、なかなか打ち合わせが綿密にできなかったのは仕方ないでしょう。
ル=グウィン側も宮崎駿の裁量に任せる、というスタンスだったようで、それほど宮崎駿という監督を信頼していたという証拠ですよね。
しかし悲しいことにジブリと宮崎駿は完全にイコールではなく、様々な思惑やスケジュールのために原作者の要望は最悪な形で裏切られることになってしまった、と。私自身が見てないので何ともいえませんが、ル=グウィンははっきりと失望の色を見せてますよね。これはもう「不運」以外の何者でもないです。しっくりこないタイミング、相性の元に行われた「不幸な結婚」だったような気がします。

と、映画については見てもないのに語るのは失礼なので、ここら辺にしておいて、ちゃんと作品を見てからまた詳しく書きたいと思います。コメントありがとうございました~。

投稿者 yukiusa : 2006年08月16日 17:05

>mmoさん
いや、宮崎駿は、今更、自身でゲド戦記を映像化したいとは思ってなかったと思いますよ。多大に影響され、そのエッセンスは彼のいろんな作品に既に登場してしまっているんでしょう。例えば、ナウシカのテトはゲド1巻のヘグ(オタク)のイメージから来ているでしょうし。(個人的には、ハウルの裏原作はゲド5巻ではと、思ってます。)

にしても、ル=グィンにもうーんといったカンジで。いっかい、アニメ化の話を断った相手に、相手がこれだけ有名になってから、また持ちかけるって言うのは虫が良すぎますよ、やっぱし。1巻と2巻の間の話って・・・同人活動かっ!!要求がマニアックすぎるよ。いや、それはそれで面白そうかな・・・。あと、やっぱ原作の設定は相当ディープなものではあるよ。赤褐色人種(私は、未だにこの人種のイメージがつかないです。ネグロイドとも、オーストラロイドとも違うんでしょう?中近東からインドの浅黒い肌の人達がそうなのか)がマジョリティーで中世ヨーロッパの生活を営んでいて、白人(コーカソイド)は、マヤ文明のような文明を持っている。映像化は大変だよ。確かに、アニメなら出来たかもなぁ。あぁ・・・。
鈴木敏夫も、宮崎駿に意志がない段階で、無しにすべきだったのに。今更だよ、ゲド戦記は。前に、インタビューで、ジブリの若手で注目すべきヒトは?って聞かれて、真顔で居ないって答えてて、インタビュアーが、若手に発破を掛けたのかもって、フォローしてたけど、ホントに居なかったのかもね。近藤勝也は?吉田健一は?あなたの眼に彼らの才能はどう映ってたの?ちゃんと働きかけたの?細田版ハウルのプロデューサーの高橋望って人も、自分が関わっていて頓挫したくせに他人事のように「監督が作家じゃないと成立しない」とか偉そうに抜かしてたみたいだし。ジブリのプロデューサーって無能ばっかなんじゃね。とと・・・他人様のHPでこんな長文で毒吐いちゃいかんな。

と、まあここまでは、ゲド戦記を映画化しようとした2人に対する批判で、映画自体は、予告の段階からある程度覚悟していたので、私は割と楽しめました。感想や、いいたいことがあるんですけど、ネタバレになると怖いから、また今度書き込もうと思います。

投稿者 ムキラト・アパ : 2006年08月25日 15:15

>ムキラト・アパさん

こんにちは!いつもコメントありがとうございます!!
最近私、映画よりジブリの事情が気になって気になって(笑)
もう色々聞くうちに、確かにもうジブリの新作作るのは吾郎さんしかいなかったような気になってきましたw

ル=グウィンももっとしっかり決めておけば良かったのになーと思います。確か昔ドラマか映画になった時にひどい目に遭ってたはずなのに。宮崎駿にフォーリン・ラブしたとはいえ、20年前の作品ですしねえ。

駿も吾郎さんが監督すると言った時にさんざんゴネて、自分以外の人間には絶対アニメ化は無理!ってな感じで息子を罵りまくってたらしいですねwさすがというか何と言うか・・・。
鈴木Pがアレな人ってのには同意です。宮崎駿のやり方では若手は育たない(どころか逃げ出す)のは当然といえば当然なんでしょうが、そこをうまくとりなすのがプロデューサーの役目なんじゃないかと思ったりします。

なんだかんだでまだ映画見に行ってないんですがそのうち感想書きますので是非また来てください~。

投稿者 yukiusa : 2006年08月28日 12:46
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